ひどく風の匂い

弘明寺健太のブログ

永遠の放浪者

ショーケンこと萩原健一さんが亡くなった。僕はこの人のファンというほど出演作や歌を知っているわけではないが、もちろんあのマカロニ刑事なら知っている。いや、というかこのマカロニ刑事、自分にとっては長年にわたる特別な存在といっていい。「太陽にほ…

ギターを買いました。

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。2018-2019年の年末年始は、横浜の野毛に落語を聴きにいった以外はほぼ家でダラダラしておりました。年末の紅白はとてもよかった。最後の桑田圭祐とユーミンのハジケっぷりを観て、あのライブエイ…

『第1回 ルナティック歌謡祭』ライブレポート

ライブのレポートをブログに書くことがはあまりないのだけど、やはり今回は少し特別なライブだったので、書こうと思います。 2018/6/9(土)『第1回 ルナティック歌謡祭』at 明大前 My Space このイベントは、いつもとはちょっと趣向を変えて、個々のミュー…

雑記 2018年春

今回はタイトル通り単なる雑記です。特にテーマもなく。すごく久しぶりのブログ更新ですが。 今後のライブに向けて色々と慌ただしくなってきました。 去年からわりと積極的にオープンマイクやらに顔出すようになって以来、嬉しいことに音楽仲間も増え、本当…

総括 2017

と偉そうなタイトルつけたけど、このブログも回を重ねるごとに更新頻度が減り、もはや季刊のような状態に…しかしそれは書くネタがないくらい音楽活動が下火になっているということではなく、むしろその逆で、特に秋以降はお陰様で非常に充実した活動をさせて…

勝手にライナーノーツ: まえだけんた&ジ・アッシュトレイズ「トレンチコート」

神戸の音楽仲間たちが、また素晴らしいCDを作りました。 まえだけんた & ジ・アッシュトレイズ「トレンチコート」 本当にこれは掛け値なしの傑作であります。是非一人でも多くの方に聴いてもらいたいと思ったので、今回はこのアルバムについて熱く語ります。…

秘かな愉しみ

少し気障な言い方ですが、絵を描くように曲を作りたいと思っている。 自分は絵心というものはあまりないのだが、遥か昔、まだ社会人になって間もない頃、職場で美大出身の先輩に深夜残業しながらちょっとしたデッサンの手ほどきを受けたことがある。ひとまず…

また、あした

“昼も夜も構わず賑やかなこの街に今日もほら聴こえてる小さな歌が雨の日も晴れの日もまた誰かと出会いいつしかそこはまるで住み慣れた家” 昨年作ったCDの最後に収録した「また、あした」という曲。これは2年半前、僕が神戸を去る時にその心情を歌にしたもの…

老成とイノセンス

never young beachというバンドが好きだ。 日本のまだ若手のバンドだが、リリースされている2枚のアルバムはすっかり愛聴盤だ。なんというか、J-POP以前から日本人がこよなく愛し親しんできたメロディの正しい継承者というか、もっと分かりやすくいうと、中…

再会

小沢健二の、シングルとしては19年ぶりという「流動体について/神秘的」を聴いた。テレビ出演などメディアの表舞台にも久しぶりに登場するとあって、ネットでは新曲のサウンドや歌詞について色んな解釈が飛び交い盛り上がっているようだけど、そんな状況も…

映画「沈黙-サイレンス」を観てきました。

「沈黙」は今まで2回読んでいる。一度目は高校生のときで、二度目は数年前、長崎を旅行したあと読み直したくなって読んだ。最初に読んだときは、そのショッキングな内容と、本全体に漂うテンションの高さにとにかく圧倒され、よく分からないままただ「すごい…

ふた昔前

2年後に元号が変わるかもしれないらしい。自分が作る曲はときどき人から「昭和っぽいね」などと言われることがあるのだが、まんざら悪い気はしなかったりする。今は平成だから、その前の昭和は要するに「ひと昔前」ということになるかと思うが、次の元号にな…

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 元日、2日で、鎌倉・熱海を廻ってきました。人で溢れかえった初詣は苦手なので、鎌倉では専ら古い寺廻りを、熱海ではゆっくりと温泉に入ってきたところです。やっぱり古都の厳かな…

CDを作りました。

弘明寺健太 1st CD「HOJO」 1. 仲見世夜曲2. Lazy River3. 三寒四温4. 曼月5. また、あした ¥1,000(税・送料込) ■販売サイト「GumyoDisc」https://gumyodisc.buyshop.jp/ <リリースによせて>タイトルの「HOJO」は「ほうじょう」と読みます。漢字で書く…