ひどく風の匂い

弘明寺健太のブログ

雑記 2018年春

今回はタイトル通り単なる雑記です。特にテーマもなく。すごく久しぶりのブログ更新ですが。

今後のライブに向けて色々と慌ただしくなってきました。

去年からわりと積極的にオープンマイクやらに顔出すようになって以来、嬉しいことに音楽仲間も増え、本当にびっくりするくらい、才能に溢れた人や、素晴らしい個性を持った方々にたくさん出会いました。やっぱりそういう人に出会うと、一人だけで音楽をやっているのはもったいないな、というか、力を合わせて何かを一緒にやればもっと面白いこと、そこいらのメジャーなプロにも引けを取らないエンターテイメントができるのでは?と思わずにはいられなくて。そんなわけで今年も自分のリソースが許す限りの企画やコラボを実現していきたいと考えています。

インターネットの普及やSNSの影響か本当にところよく分からないけど、音楽というものがこれまでの「演る人」と「聴く人」の二元的な構造でなく、もっと双方向的な、参加型の営みに変わってきているのは確かだと思う。それは良い面もあればそうともいえない面もあるとは思うのだけど、そういう中で自分はどんなスタンスで音楽を続けていくべきなのか、日々考えています。そんな難しいこと考えずに、ただ楽しくやればいいんだよって言う人もいるだろうけど、自分はこと音楽に関しては、生真面目に考えてしまう性分で、まあそれでいいと思っている。趣味とそれ以上の境って未だによく分かんないんだけど、とにかく丁寧に音楽に取り組みたい。以前、「プロはアマチュアに勝てない」という、とてもいい言葉を聞いた。つまり商業的な制約がないアマチュアこそ、プロがやりたくてもやれないことをやれる自由があり、それは別に奇抜なことを好きなだけできるとかそういうことではなく、何かに妥協しなくてもいいということ。例えば僕らには納期なんてものはないし、プロが1週間で仕上げなければならない作業に、とことんこだわって1年費やしたって誰も文句は言わない。だからやっぱりこの特権を使わない手はないと思うんです。場合によっては金銭的、経済的なハンデってのはあるかもしれないけど、それもアイデアという武器を使って克服する可能性は残されている。夢のある話じゃないですか。

とまあ、そんな思いを巡らせる今日この頃です。

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この写真は、近所でいつも見かける街ネコの「キヨエ」。居酒屋の入り口にいつも鎮座している。店の人が餌付けしているせいで人馴れしているのかもしれないが、多分かなり高齢と見え、人が近づいてもほとんど微動だにせず、悠然としているその姿がなんとも愛おしい。「キヨエ」という名前は店の大将がエサをやりながら確かそう呼んでいたという妻の証言がもとになっていて、本当のところメスかオスかも知らないんだけど、我が家ではそう呼んでいる(笑)

<ライブ情報>
6/9(土) 明大前マイスペース
http://meidaimae-myspace.com/
7/29(日) 人形町サロンゴカフェ
http://www.cafe-salongo.com/

最近動画を何本かアップしました。

www.youtube.com